2012年1月24日火曜日

日本人になりたい外国人がいるけれど、無理、その2



「日本語が上手ですね」とか「お箸が上手ですね」と言う時に、日本人はそういう表現を褒め言葉として使っていると思うけれど、長く日本に住んでいる外国人に対してはそういうことを言っても、褒め言葉とは受け取られず、反対に、 怒らせる可能性がある。

そんな外国人にとって、「外人さん」という表現は人種差別ではないけれど、「あなたは日本人じゃない」と思い出させるような言葉だ。「日本語が上手ですね」とかの表現も同じ。

日本はほとんど単一民族国家なので、日本で外国の人と話すのは珍しいでしょう。それに、英語のほうが日本語より人気があり、役立つ言語と思い、日本語が分かる外国人を珍しいと思っている。そのため、日本語が少しでも分かる外国人を見れば、それだけで褒める日本人が多い。日本人の捉え方なのだろう。習慣みたい。僕は日本に行ったとき、何度「日本語が上手ですね」と言われたか分からない。もちろん、怒らなかったけど、他人は怒るかもしれない。

僕はなぜ日本人が外国人をよく褒めるか分からないけれど、他の外国人には色々な意見がある。日本人が自信がないと思う人はいる。そういう人は「日本人は劣等感を持っているから、いつも外国人を褒めている」と考えている。 僕が思うに、その考え方を持っている人は批判的な態度の人である。一般化しているでしょう。確かに劣等感を持っている日本人がいるけれど、全部の日本人ではないでしょう。 日本人は8-10年間くらい、英語を勉強するけど、普通に英語の会話をできないから、日本語の会話をできる外国人は日本人にとってすごいのだろう。

このスレで、面白い質問をした: http://ask.metafilter.com/89653/Is-it-insulting-to-compliment-an-educated-nonnative-speakers-English

質問は「英語を母国語としない教養のある人の英語能力を褒めるのは侮辱と見なされるんですか?」。 一般的に、「まず、その人たちの経歴を聞いて、そのあと、褒めるかどうかを決めたほうがいい」と言われている。僕もそう思う。すぐ腹を立てる人が多いので、いいアドバイスだと思う。

でも、「お箸が上手ですね」と言う日本人は何なんだろう。お箸の使い方は簡単でしょう?日本人もそれが分かっているんでしょう?なぜそんなことを褒めるのかな。とにかく、そんな些細なことを褒めないほうがいいと思う。本当に外国人を褒めたかったら、「あなたは本当に美人だね」と言ってもいい・・・多分。

逆に、そんな称賛をもらう人は怒るより、もっと積極的に反応したほうがいいと思う。「でしょう!すごい上手でしょう!毎日、特別な訓練をしますからね!お箸王に、俺はなる!」って言ったほうがいいでしょう?

原本の日記

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